私が、10年間かけて、やっと手離せたもの。56歳。女性。

はじめまして。主婦歴30年、最近やっと自由時間が出来だして、ただいまジム通いにはまってます。そんな私が、手放してスッキリ!した経験とは・・・実は亡き主人との思い出の数々の品物です。こう書くと、いかにも冷たい人間のようですが、そうではなくて、あまりにも主人が大好きだった私は、病気で亡くなった主人の死が受け入れられず、生前主人が使っていた品物を、処分できずに・・(要は、現実を受け入れられてなかったのだと思いますが・・)そんな月日が流れ、流れて10年程。でも、自分の心に変化が現れたのは、いつまでも、いつまでも、主人の死を嘆いてる私に、ある日、息子が言ったせりふでした。「お母さん、少しはお父さんの身になってあげたら?あんまり、泣いてばかりおったら、お父さん成仏でけへんで!」・・そうか・・言われてみれば確かにそうだ!もし、自分が逆の立場だったら・・この世に生き残ってるのが、逆に主人だったら・・いつまでも泣かれてたって、困るばかりだなあ、成仏したくてもできないなあと。そう思えたら、なんだか、ちょっとばかり心の中が整理がついたような気がして。10年近く泣き暮らしていた私が、主人のものを整理してみようと、やってみたら、意外にも、処分できたんです。あれだけ手離すことができなかったのに!やってるうちに、だんだんと心が軽くなっていく感覚は、本当に忘れられません。それと同時に、前向きな気持ちになれたのも、本当に不思議でした。後悔するとしたら・・泣いていた期間があまりにも、長すぎたのかもしれません。いや、泣くだけ泣いたから・・・気持ちの整理もついたのかもしれません。大切な主人よの思い出の写真だけ、何枚か手元の残してあるので、もう、今はそれで、充分です。同じような体験の方がいれば、アドバイスとして言えるのは、とことん泣きつくす!で、あとは、亡くなった大切な人に心配かけないように、自分の心と一緒に整理していく、ということでしょうか。
きっと泣き主人もホッとしてくれたと、今は思えます。物を整理するって、きっと心を整理するんですね。この体験が、どなたかのお役に立てれば幸いです。